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サニーショコラライラ

笑顔がほころぶおいしさ最上級
しなびにくく 畑の鮮度を食卓までお届け

1.相対熟期86日の中早生黄色種。
2.草丈は190cm前後、倒伏には比較的強い。
3.上品な甘さとさわやかな香りが特徴。粒色は鮮黄色、粒皮は非常に柔らかく、美味しい。
4.穂重は400g前後でよく揃う。
5.しなびの発生がとても遅く、在ほ性や店持ちに優れる。
6.冷涼地の9月収穫では環境条件により、アントシアンの発生部位が拡大することがある

栽培のポイント

① ほ場準備
・スイートコーンは光を多く必要とする作物のため、日当たりのよいほ場を選定する。
・保水性がよく、土壌伝染の病害(黒穂病、すす紋病など)の発生がないほ場が望ましい。
・近隣に交雑の危険性がある場合、300m以上離れたほ場を選定する。
② 土作りと施肥
 スイートコーンは深根性の作物なので深耕することで根張りがよくなる。また、完熟堆肥を2t/10a程度を施用することで、耕土が深く、有機物に富んだ土作りを心がける。
 生育初期に肥料濃度障害を起こしやすい作物なので、元肥は全面施肥とし、チッソとカリの施用量は20kg程度、リン酸は全量元肥として30kgを施用する。また、微量要素剤の施用も有効である。
③ 栽植密度及び様式
 栽植本数を増加させると穂重が減るとともに先端不稔の増加を助長することになるので、最適な株数は3800~4200株程度とする。
 マルチ栽培ではうね幅160~170cmとし、9230透明マルチなどの利用がよい。
④ は種
 発芽の斉一化と初期生育の均一化のために、土壌水分が適切なときに施肥・耕耘・マルチ張りを行う。は種粒数は2~3粒/穴、覆土は2~3cmとし、均一にする。また、予備苗を仕立てておき、補植用とする。
⑤ 間引き
 本葉3~4枚時が適期。生育具合を揃えるための作業なので、大小の苗を地際から切り取る。
このときに補植も行う。補植苗は本葉2~3枚時が適期である。
⑥ 追肥・中耕・培土
 本葉6~8枚時(草丈が膝高のとき)と雄穂抽出始め期の2回が適期である。各時期ともに施肥量はチッソ・カリで4~5kg/10aを施用する。このときにマルチを除去し、中耕培土する。これにより、岐根の発達が促進されて倒伏防止につながる。絹糸抽出後の追肥はほぼ効果は認められないので注意する。
⑦ 病虫害防除
 アブラムシ、アワノメイガが主な害虫で、被害が進むとどちらも著しく商品価値を落とす。時期と薬剤の使い分けをして的確に防除する。
 時期は雄穂抽出期に1回目、その後7から10日おきに2~3回行う。
⑧ 収穫
 絹糸抽出後約20~25日後が目安となるが、収穫遅れに注意する。穂の太り具合や絹糸が濃く茶色に色付く具合を見ながら、試し獲りをする。若穫り時には粒色が淡く見えるので注意する。

おすすめのポイント

1.上品な甘さと爽やかな香り、みずみずしく柔らかく食感がよくて美味しい品種です。
2.従来の品種と比べてしなびが遅く、在ほ性と店もちがよいのも特徴です。

特性-1

タイプ   :イエロー
相対熟期  :86日
初期生育  :良
発芽    :良

特性-2

穂重    :400g前後
粒皮    :極柔

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