ごうけつ

ツルワレ病に強く、草勢の強いスイカ用台木

1.発芽と発芽揃いがよく、育苗しやすい。
2.発芽後、胚軸が太く、徒長しにくいため接ぎ木操作がしやすい。 
3.耐寒性が強く、低温条件でつるの伸びがよい。
4.生育全期にわたって、草勢が強く、果実肥大と果揃いがよい。
5.生育後期においても十分に草勢が維持されるため、品質と収量が安定する。

栽培のポイント

ユウガオは発芽時に酸素を多く必要とするため、播種用床土には通気性が良く適度な保水力のある良質の培養土を使用する。十分な光線量を確保したいため、必ず透過光量の高いきれいなフィルムを使用する。
播種は深播きを避け、種子の厚さの3~4倍の深さに播種する。播種後は水分過多にならないよう気をつけて、適度な水分を与える。発芽まで特に水分を安定させ、できるだけ潅水回数を減らして保温と通気性の妨げにならないよう管理する。
発芽までの温度は、日中28~30℃、夜間24~25℃程度に管理する。日中は天候が悪く床温が低下した場合、電熱線などで加温する。
発芽が始まったら、早く発芽した苗の徒長を防ぎ揃いを良くするために徐々に温度を下げ始める。その後も徐々に温度を下げ、接木前には夜間15℃を目標にする。早くから太陽光に良く当てて、床土をやや乾燥気味に保ち通気性を保ってガッチリした健苗をつくる。
接木は台木の芽かきをしっかりと行い、スイカ穂木を徒長させない。また定植前までに徐々に地温を上げ、芽かき・苗ずらしを必ず行う。
大玉スイカに適した台木なので、小玉スイカに「ごうけつ」台木を使用すると草勢が強すぎて着果不良や裂果が発生しやすくなりますので不適当です。
ユウガオのツルワレ病に対しては実用上十分な耐病性を持っているが、連作が進み菌濃度が高くなると発病の可能性もあるので耕種的防除と併せて総合的に防除する。

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